カメラマンの母親の仕事の都合で北海道にいる獣医のもとに預けられた小学生の太一。彼はある日、母親からはぐれた子ぎつねを発見。子ぎつねにシンパシーを感じて拾ってしまった太一だが、実は子ぎつねは目も耳も鼻も不自由だった。そこで太一はヘレンと名づけて親代わりに育て始めるのだが…。動物映画の王道的展開を見せる作品。河野監督はこの作品をあくまでも子ども向けとし、メルヘンちっくな要素なども加えながら展開していく。命の大切さはもちろん、家族の大切さなどもダイレクトに見せてくれるため、本当に小さい子でもわかりやすく見れるのがポイントだ。大人は子供感覚に戻って見ていればかなり楽しめるはず。また警戒心が強くて決して人間にはなつかないきつねの、さまざまなしぐさや表情を見事に撮りあげたあたりも素晴らしい。
やっとヘレンに会えた。
映画館に観に行った時には、暗くなる瞬間に意識を失って、エンドロールで目が覚めた……状態(サイテー)
北海道の自然は美しかったけど
映画館の隣に座っていたおじさんが号泣していたようには、感動しなかった。
ヘレンの存在で太一が成長したところは良かったけれど。
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