風と波を自在に操り、ハワイの海を駆けていた彼が、ガンにより余命3ヵ月の宣告を受け、残された日々を雄雄しく清冽に生き抜いたさまを描いたもので、とめどなく涙をしぼられる珠玉作。夫の苦悩を知り、献身的に彼を支える妻・寛子役を務めた伊東の健気な演技が印象的。過酷な運命を突きつけられてもなお、ハワイの大自然の中で家族を愛し、自らの生をまっとうする夏樹(大沢)の姿には、神々しささえ感じられる。また、夏樹の“人生”たるウインドサーフィンのシーンは迫力にあふれ、まさに“命の輝き”に満ちている。生きることの真の意味に触れられる稀有な作品。

 
 
涙、出た。

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